ベルクール広場はリヨンの中心にある最も大きな広場で、ルイ14世の騎馬像が建っています。広場の南には観光案内所があり、観光客には欠かせない場所にもなっています。
ベルクール広場の施設と観光案内を紹介します。
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リヨンのベルクール広場の観光案内
ベルクール広場 La place Bellecourはローヌ川とソーヌ川にはさまれたプレスキル地区 Presqu’îleにある広場です。リヨンの中心であり、フランスで3番目に大きな広場で、310m×200mの長方形で周囲にはマロニエの木が植えられています。
昔、ベルクール広場は沼地で、長い間リヨンの貴族によって所有されていました。ルイ14世時代に王の広場となり、ファサードの建設と騎馬像の建立、庭の整備がおこなわれ、ようやく一般に開放され整備されました。ルイ14世の騎馬像が建立されましたが、フランス革命時に壊し溶かされてしまいました。
その後、ナポレオンが1802年に再整備を命じ、今の姿になりました。
現在では、広場の中央にはルイ14世の騎馬像、その手前にはクストゥーが創った「ローヌとソーヌ像」が建っています。
ベルクール広場の東側のローヌ河方面には、アントワーヌ・ポンセ広場 Place Antonin Poncetがあり、その公園沿いには郵便局と中央財務局があります。この広場はかつて、シャリテ病院がありましたが1934年に取り壊され、鐘楼だけが残っています。
ベルクール広場は定期的に食品や本などのマルシェやスポーツなどのイベントが行われています。ワールドカップやユーロ選手権などのときにはパブリックビューイングが実施され、大勢の人が集まります。
南側にはテラス席のあるカフェやリヨン観光案内所があり、その裏に公共トイレや花屋さんがあります。
リヨン観光局にはリヨン市内や郊外の地図、公共交通機関の路線図が無料で配布され、観光ツアーやレストラン、展示会などの情報の提供があります。英語や日本語にも対応していて、Wifiが自由に使え、コンセントで携帯やカメラなどの充電をすることもできます。
リヨン観光局でできることやアクセスについてはこちらの記事をご覧ください。
星の王子様像を見に行こう
ベルクール広場の南西のすみっこにはひっそりと「星の王子様」と作者のサン=テグジュペリの像が建っています。
サン=テグジュペリはベルクール広場のすぐ近くのアパルトマンで生まれました。その通りの名前はサン=テグジュペリ Rue Antoine de Saint-Exupéry とつけられています。
観覧車でリヨン市内を一望しよう
ベルクール広場では冬の時期になると観覧車が建てられます。観覧車はフランス語で la Grande Roue(ル・グラン・ルー)といいます。
毎年11月20日前後から翌年の2月末まで営業しています。
クロワルッスの丘、フルヴィエールの丘に建つ大聖堂、パールデュー地区の高層タワーなどのパノラマを楽しむことができます。昼間と夜とで違った表情が楽しめます。
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ベルクール広場への行き方
ベルクール広場は町の中心ですので、アクセス方法は複数あります。
パールデュー駅(Gare Part-Dieu)からの行き方
パールデュー駅からは3つの行き方がありますが、どれも乗換えが必要です。サンテグジュペリ空港から行く場合もパールデューを経由します。
- 地下鉄B線Charpennes行きに乗車しCharpennes駅で乗換え、A線Perrache行きに乗車しBellecour駅で下車
- 地下鉄B線Gare d’Oullins行きに乗車しSaxe Gambetta駅で乗換え、地下鉄D線Gare de Vaise行きに乗車しBellecour駅で下車
- パールデュー駅前にあるトラムT1 Debourg行きに乗りGuillotière駅で乗換え、地下鉄D線Gare de Vaise行きに乗車し、Bellecour駅で下車
ペーラッシュ駅(Gare Perrache)からの行き方
- 地下鉄A線Vaulx-en-Velin行きに乗車し、Bellecour駅で下車
市庁舎・オペラ座周辺からの行き方
- 地下鉄A線Perrache行きに乗車し、Bellecour駅で下車
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