リヨンは小説家で飛行士であり作家のサン=テグジュペリの生まれた町でもあります。「星の王子様」は彼の代表作であり、1943年に出版され、現在でも世界中の人々に愛されている小説です。
今回はベルクール広場にあるサン=テグジュペリ像とその場所について紹介します。
リヨンにある星の王子様とサン=テグジュペリの像
サン=テグジュペリの銅像はリヨンの中心にあるベルクール広場の一角に建っています。
ベルクール広場のはしっこにひっそりと建っているのですが、それには理由があります。彼はこの像の近くの通りで生まれ、幼少期をこの公園の近くで育ったからなのです。1900年6月29日、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリはベルクール広場のそばのアパルトマンで誕生しました。
誕生した場所 : 8 rue Saint-Exupéry
4歳から7−8歳の頃は、同じくベルクール広場の一角のアパルトマンに住んでいました。
その場所 : 1 Place Bellecour
サン=テグジュペリの生誕100周年を祝い、2000年6月29日にこの像が建てられました。右にサン=テグジュペリ、左後ろに星の王子さまが立っています。
像の高さは5メートル以上、重さ7トンになる像で、土台には「星の王子さま」から三文が引用され、台座には最後のページの文が書かれています。
星の王子様とサン=テグジュペリ像の場所
ベルクール広場の中央にあるルイ14世の像を背中にして、斜め左方向にあります。大型の観光ツアーバスが多く駐車していることがあり、また木々に囲まれているので見にくくなっています。
リヨンに来られた際にはぜひサン=テグジュペリと星の王子様の像をさがしてみてはいかがでしょうか。