リヨンのブション料理といえば、クネルが定番です。でも、川魚をつかうクネルは作るのに手間がかかり、既製商品をつかっているレストランもあります。手作りしているブションは少ないと聞きます。
今回は、リヨンでおいしいクネルが食べれるという評判のあるブションであるカフェ・コントワール・アベル Café Comptoir Abelのメニューや行き方を紹介します。
カフェ・コントワール・アベルとは?
Café Comptoir Abel(カフェ・コントワール・アベル)はリヨンのベルクール広場とペラーシュ駅の間にある閑静な住宅街の中にあるブションです。
リヨンの認定マークつきのブションです。「認定マーク」とはリヨン商工会議所が伝統的な本物のブション料理を提供しているブションに対して与えたラベルのこと。
その認定されたレストランにはニャフロンという人形のキャラクターのパネルが掲げられています。また、サービスのエプロンにもニャフロンが描かれています。
認定マークのついたブションは、どこも外れなくおいしくて本物のリヨンブション料理を提供してくれます。
ブション料理は量が多いのが特徴ですが、このブションもさらに量が多く、地元のリヨン人たちもお腹いっぱいになるほどです。
このブションは、テレビのドキュメンタリーでも特集されてて、シェフが魚をすりつぶすところから作っているそうです。すごく手間のかかる作業ですが、毎日手作りのクネルを作っています。
できたてなので新鮮だし、クネルはオーブンで焼くことで2倍以上に膨らみ、ふわふわとしています。大きなクネルがサーブされますが、ふわっとしていて食べやすく、ソースもおいしいのでぺろっと食べれます。
すべてのブションでのクネルはさすがにまだ試していませんが、今のところここのクネルが一番おいしいです。このクネルを食べて以来、クネルにハマり、ブションでクネルを注文し続けたことがあったのですが(笑)、ここのクネルを超えるクネルには出会っていません。
ぜひ、このブションではクネル料理をおすすめします。全力で。
個人的にはこのブションは、味と雰囲気ともにとてもおすすめです!お腹をすかせて来店してくださいね。
→ [レポート]リヨンで一番おいしい自家製クネルのブションへ行ってきた!
メニュー
アラカルトで前菜とメインとデザートと選ぶととても量が多くなるので、普通の食欲の方はmenu (コース)を選ぶのがいいかもしれません。
基本的にはレストランでは一品のみ(例、前菜のみ、メインのみ)を注文するのはマナー違反です。最低でもメイン+デザート(チーズ)+飲み物を注文するのがスマートです。
おすすめ料理 SPÉCIALITÉ
- Ris de veau aux morilles à la crème 34.00€
仔牛の胸腺、モリーユ茸のクリームソース - Poulet aux morilles à la crème 29,00€
鶏肉、モリーユ茸のクリームソース - Gratin d’écrevisses 25,00€
ザリガニのグラタン - Quenelle de brochet en gratin maison 19,00€
自家製クネルのグラタン
コース料理 MUNE
- MENU “DU TERROIR” 27€
- MENU “COMME CHEZ LA MÈRE” 36€
- MENU “TRADITION ABEL” 42€
メニューに載っているブション料理かについてはこちらで詳しく説明しています。参考にしてください。
店舗情報
名称 | Café Comptoir Abel カフェ・コントワール・アベル |
---|---|
座席数 | 150 |
予算 | 40~60€ |
眺め | - |
テラス | あり |
エアコン | あり |
Wifi | なし |
グループ | あり |
言葉 | フランス語 |
営業時間 | 毎日12:00~14:00, 19:30~22:00(金土~22:30) |
定休日 | - |
交通 | メトロA線 Ampère - Victor Hugo 駅から徒歩3分 |
住所 | 25 rue Guynemer - 69002 Lyon 2ème |
TEL | 04 78 37 46 18 |
WEB | www.cafecomptoirabel.com |
予約 | 電話・サイトで予約可 |
地図
ベルクール広場とペラーシュ駅の間をまっすぐ伸びているヴィクトル・ユーゴ通り(Rue Victor Hugo)のマクドナルドのある広場を横切り、サン・マルタン・ダネ教会(Paroisse Catholique Saint Martin d’Ainay)の近くに位置しています。