オペラ座(Opéra de Lyon)はリヨンの中心プレスキル地区の北側のソーヌ河そば、市庁舎の隣りに位置しています。
オペラ座内には1階にオープンテラスのカフェや上階テラスにはバーがあり、一般の人も利用できます。オペラ座の中の見学は自由にはできませんが、ガイド付ツアーで館内を見学することができます。
リヨンにあるオペラ座の公演の予約方法、見学予約、レストラン、場所など観光案内を紹介します。オペラ座の建築様式についても説明しています。
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リヨンオペラ座の公演チケットの予約方法
オンラインで予約可能です。公演を選び、座席の位置や料金を確認しながら予約することができます。
公式サイト : BILLETERIE EN LIGNE – OPERA DE LYON(フランス語・英語)
リヨンオペラ座の観光案内
オペラ座は自由に見学することはできませんが、観光ツアーで見学することができます。見学ツアーはフランス語のみで、オンラインやリヨン観光案内所で予約することができます。
- 開催:土曜日 13時 / 17時(7・8月のみ)
- 時間:1時間30分
- 料金(大人) : 13,00 €(8歳以下は無料・Lyon City Card 利用可)
- 公式サイト : LES COULISSES DE L’OPERA NATIONAL DE LYON – VISITER LYON
見学ツアーでは合唱団のスタジオ、階段浅敷、大劇場、オペラ座正面の上部のガラスドームの下にあるバレエスタジオを見学できます。
オペラ座にあるレストラン・バー
オペラ座内には4ヵ所のレストランやバーがあります。うち2ヶ所は一般の人でも利用できます。
ランフィ L’Amphi
オペラ座の地下2階にはバー L’Amphi(ランフィ)があります。公演がある日だけ、公演の1時間前からと公演の間の休憩時間にオープンします。公演の間の35分の休憩時間に食事を取ることができます。食事の場合は事前予約が必要で、冷製料理にグラスワインとデザートがついて24 €です。公演日の前日までに電話で予約、またはチケット売り場で予約しましょう。
ル・グラン・フォワイエ Le Grand Foyer
地上階にあるバー Le Grand Foyer(ル・グラン・フォワイエ)もオペラ座の公演のある日だけ、公演の1時間前からと公演の間の休憩時間にオープンしています。アラカルト料理やアペリティフ、シャンパンなどが楽しめます。
ル・パリスティル Le Péristyle
オペラ座の正面入口のテラスにあるバー Le Péristyle(ル・パリスティル)は6月から9月の間だけオープンしています。この期間は毎夜、さまざまな音楽の生演奏が行われていて、自由に楽しむことができます。
レ・ミューズ Les Muses
オペラ座の7階(日本式8階)にあるバー Les Muses(レ・ミューズ)はオペラ座を利用しない一般の人でも利用できます。オペラ座を正面から見て、8体の石像があるところにこのバーがあります。オープンテラスからリヨン市街地のパノラマを楽しみながら食事やお酒を楽しみましょう。
オペラ座を利用しなくてもレ・ミューズ Les Muses だけに入店することができ、オペラ座正面の左側にあるエレベーターで入店することができます。
夜だけのオープンで、雰囲気や眺めも良いので週末には行列ができるほどの人気のバーです。
- 営業時間:水曜-土曜 18:30〜23:30(予約不可)
この記事下にレ・ミューズでの雰囲気や眺めをレポートしています。
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リヨンオペラ座の観光情報
名称 | リヨンオペラ座 Opéra de Lyon | ||
---|---|---|---|
エリア | リヨン1区テロー広場 Terreaux | ||
住所 | 1 Place de la Comédie, 69001 Lyon | ||
交通 | メトロA/C線 Hôtel de Ville - Louis Pradel 駅より徒歩2分 |
||
TEL | 04 69 85 54 54 | ||
営業時間 | 公演による |
||
休業日 | - | ||
料金 | 公演による |
||
WEB |
(フランス語・英語) |
||
LyonCityCard | 利用不可 |
リヨンオペラ座の場所
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オペラ座の建築
リヨンのオペラ座の歴史は長く、最初の歌劇場が創立されたのは1756年でした。
1831年には建築家のポレ Polletとシェナヴァール Chenavardによって改築され、さらに大きな旧歌劇場で上演するようになりました。1907年ごろにはリヨンに住んでいた永井荷風も旧歌劇場に通っていたそうです。
1993年に著名な建築家であるジャン・ヌーヴェル Jean-Nouvelによって改築され、より収容可能人数を増やすように調整し、同時に音響効果を高めることを成功しました。彼はパリのアラブ研究所やカルティエ財団などの設計を手がけたことでも有名です。
旧歌劇場時代のネオ・クラシック様式のファサードをそのまま残し、その上に巨大な半円筒形のガラス造りの建築がのせられました。
これが現在のリヨンのオペラ座です。
レ・ミューズ Les Muses
オペラ座の7階にあるバー レ・ミューズの店内の雰囲気とテラス席からの眺めをレポートします。
7階に上がるとすぐにフルヴィエール大聖堂が見えます。
オペラ座の正面にある広場で、目の前は市庁舎です。
レ・ミューズの店内は横に長く、どの席に座っても外の風景が見れます。自身でドリンク等を注文するスタイルです。
日が落ちてくると、石像が赤く照らされてまた違った雰囲気になります。
レ・ミューズは夕方からの営業で、夕暮れから夜の雰囲気が楽しめます。景色も素晴らしいので、ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。