2018年のリヨンの光の祭典(フェット・デ・リュミエール)の様子や演出の内容をレポートしたいと思います。
2018年の光の祭典は12月6日から9日の4日間行われ、200万人の観客が訪れたそうです。エリアごとに光の祭典の様子をお伝えします。
ソーヌ川河岸
旧市街側のソーヌ川河岸の建物の壁を使ったプロジェクションマッピング。おそらくここが今年の光の祭典の1番の見どころ。サンジャン大聖堂から裁判所までの建物の壁を使っています。(住民のいるマンションも使っているので正直迷惑な人もいるでしょう…笑)ソーヌ川の対岸から見れるので全体像が捉えやすいです。




ベルクール広場
今年のベルクール広場は可愛らしい雰囲気。アニメーションを使った演出でした。


レピュブリック通り
リヨン中心の歩行者専用の広いレピュブリック通りにはたくさんの観光客が集まってました。ここら辺には動かない光のオブジェが飾ってありました。いやいやとにかくすごい人だった!


ジャコバン広場
ジャコバン広場でのイルミネーション。噴水の水の流れに沿って水の色が変わるというもの。少し地味だったかも…。


セレスタン劇場
ジャコバン広場近くのセレスタン劇場のプロジェクションマッピング。これも少し地味というか、他のところが派手なので箸休め的な感じと思ってる。


サンジョルジュの丘
サンジョルジュの丘はフルヴィエールの丘の隣に位置する場所で、ここは近年は使われていなかったんじゃないかと思います。個人的にはここの演出がとても美しかったと思う。丘の上にあるのでリヨン市内の夜景が見渡せるし、丘に登ってくる人も少ないので落ち着いた雰囲気でした。




リヨン旧市街
丘の下の旧市街に降りるとそれはもうすごい人でした。サンジャン大聖堂のプロジェクションマッピングは後ろの方でやっと見れました。旧市街の通りは狭く歩くので精一杯です。


テロー広場付近
テロー広場では今年はプロジェクションマッピングは行われていないのですが、北側の公園で光の演出が行われていました。こちらも落ち着いた雰囲気の演出が行われているのですが、いかんせん人人人…。ただ上を見上げれば美しい!


2018年の光の祭典まとめ
テロー広場が工事中のためプロジェクションマッピングが行われなかったのですが、リヨン美術館やテットドール公園、オテルデューの施設内で光の演出が行われました。これらの施設では入場制限を行なっていたため、長い列ができていて、一会場を見るだけで当日のイベントが終わってしまったという方も多かったようです。2019年も引き続き施設内でのイベントが行われるため、計画を事前に立てて臨むことをお勧めします。
また、リヨンでは光の祭典あたりが最も寒くなると言われています。夜中ということもあり、かなりの防寒をして出かけることをお勧めします。
ちなみに私は、中に毛皮のついたブーツ(雪山用)、ヒートテック二枚重ね、セーター、ヒートテックのタイツ、靴下、ネックウォーマー、手袋、帽子、薄手のダウンコート、厚手のコートで参戦しました。
そして、荷物はなるべく持たないようにすることをお勧めします。最低限のお金と必要なものだけを内側のポケットに入れましょう。地元の人も荷物は持たずに出かけています。かなりの人で溢れているのでスリもそれだけたくさん紛れています。外国人の持っている荷物は狙われやすいです。
では、寒さとスリ対策を万全にして、光の祭典を楽しんでくださいね!