今年2023年もリヨンの「光の祭典」の開催が決まりました。
リヨン在住のわたしはもちろん毎年見に行っています。その経験から、光の祭典を見学するにあたっての注意点やおすすめポイントをお伝えしようと思います。
光の祭典はフランス語で Fête des lumières(フェット・デ・リュミエール)と言います。
光の祭典 -Fête des lumières- 2023 の開催日
- 12月7日(木) 19:00~23:00
- 12月8日(金)19:00~23:00
- 12月9日(土)19:00~23:00
- 12月10日(日)18:00~22:00
昨年2022年の光の祭典には200万人以上の観覧者がリヨンを訪問しました。今年も多くの訪問者になると予想されており、特に8日・9日が最も混雑します。
リヨン光の祭典当日の服装や注意点
2015年あたりのテロ発生時期より、光の祭典のセキュリティーはかなり厳しくなりました。会場に入る道は決められており、動線も制限されているため、行きたい場所に自由に動けるわけではないので、開催会場のマップを事前に確認してください。また、開催会場に入るためにはセキュリティチェックなどが行われることが予想されます。
開催会場や公共交通機関ではかなり混雑しており、スリも多発しています。スリに狙われそうなバッグはなるべく持って行かないほうがいいかなとは思います。現金など必要なものだけをコートの下の上着の内ポケットに入れるだけにすることをおすすめします。
例年、開催中の夜は底冷えがするほどの寒さです。内陸に位置するリヨンは11月くらいからほとんど太陽が出ず、16時くらいからは日が沈み暗くなります。夜中ということもあり、かなりの防寒対策をして出かけることをお勧めします。
ちなみに私は、中に毛皮のついたブーツ、ヒートテック二枚重ね、セーター、ヒートテックのタイツ、靴下、ネックウォーマー、マフラー、手袋、帽子、薄手のダウンコート、厚手のコートで参戦しました。このくらい着込んでも寒くはないという感じです。靴の底が薄いと地面の冷たさが伝わってきて凍えるので、なるべく厚い底の靴を履きましょう。
リヨン市内には無料のトイレはほぼありません。カフェなども夜なのでしまっていることもありトイレが見つからないこともよくあります。当日は水分を摂りすぎないようにしましょう。
では、寒さとスリ対策を万全にして、光の祭典を楽しんでくださいね!
公共交通機関の利用
リヨン中心地に行くには公共交通機関が便利です。
リヨンの公共交通機関はTCLという会社が担っており、光の祭典期間中は地下鉄・バス・トラムウェイの奔走を増やし、お得なチケットも用意しています。
- 12月8日(金)は16時以降は無料
- 12月7日〜10日には « TCL en Fête » という当日16時以降の利用できるチケットを発売 (3,50€)
詳しくはTCLのサイトでご確認ください。
過去の「光の祭典」の雰囲気
2018年の光の祭典の様子はこちらをご覧ください。
– [レポート]光の祭典2018年のプロジェクションマッピングと雰囲気
昨年の光の祭典の様子はこちらの動画をご覧ください。