2017年10月18日にリヨンの北にあるリモネ Limonest という町にあるチョコレート博物館 MUSCO です。この博物館はリヨンにあるパティスリー・ショコラティエであるセーヴ SÈVEのビーン・トゥ・バー(Bean to bar)のアトリエです。ビーン・トゥ・バーとはカカオ豆からチョコレートを作ることをいいます。
セーヴではメキシコやブラジルなどの中南米やインドネシア、マダガスカルにある自家農園で採れたカカオを輸入して、カカオからチョコレートを作っています。カカオからチョコレートを製造するための機械も置いてあり、実際の製造現場をガラス越しに見学することもできます。
チョコレート美術館の様子
チョコレート美術館に入って右側にカカオ豆生産の歴史に関するブースがあります。カカオが南米で4000年前から食されていた頃から、フランスに伝わるまでの歴史の展示があります。


セーヴではブラジルやマダガスカル、メキシコなどに自家カカオ農園を所有しており、年に数度実際に足を運んでカカオの品質や生産状況を確認しているんだそう。その農園の中からメキシコの農園を映像で見ることができます。
運ばれてきたカカオ豆を加工する工程ではチョコレート博物館ではカカオ豆からチョコレートができるまでの製造機械を見学できます。これらの機械はセーヴ氏が7年かけてイタリアなどのヨーロッパで探したものなんだそうです。実際にチョコレートになる前のカカオ豆を試食することができます。(甘くなく苦いです…)


産地ごとのカカオでできたタブレットを試食することができ、産地ごとの風味や香りの違いを確かめれます。好みの産地を探してみましょう。


館内にはパティスリーのレッスンが学べるアトリエ(カフェ併設)やブティックもあります。チョコレート博物館内はこじんまりとしていますが、チョコレートやカカオに関する情報がギュッと詰まった場所です。ビーン・トゥー・バーやチョコレートに興味のある方は楽しめる施設だと思います。


店舗情報

| 名称 | Musée du chocolat de Lyon - MUSCO ミュゼ・デュ・ショコラ ミュスコ | ||
|---|---|---|---|
| エリア | リヨン郊外 | ||
| 住所 | 324 Allée des Frènes, 69760 Limonest | ||
| 交通 |
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| TEL | 04 69 85 96 38 | ||
| 営業時間 |
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| 休業日 | 月火, 12/25, 1/1, 5/1 | ||
| 料金 |
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| WEB | www.chocolatseve.com | ||
| LyonCityCard | 利用不可 | ||
ショコラティエ・セーヴ[SÈVE Maître Chocolatier Pâtissier]
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