プラリュ Pralus は赤いプラリネのブリオッシュがおいしいと評判の店で、週末になるとプラリネブリオッシュを買い求める人々が列をつくっています。お客さんは観光客よりもリヨンの地元住民のほうが多いほどです。
赤いプラリネのブリオッシュはほかの店ではぱさついていることもあるのですが、プラリュのブリオッシュはしっとりとして柔らかな食感です。
プラリュとは?
初代オーナーのオーギュスト・プラリュ氏 Auguste Pralus は1920年に誕生し、1955年にはパティシエの最優秀職人 Meilleur Ouvrier de France の称号を得ます。
1988年には息子であるフランソワ・プラリュ氏 François Pralus が店を継ぎます。彼はカカオからチョコレートを製造しているベルナシオンでの研修を通じ、はチョコレートに情熱を注いでいきます。
現在ではマダガスカルや南アメリカアフリカから独自のカカオを輸入し、カカオから独自のチョコレートを開発しています。マダガスカルでは17ヘクタールの自身のカカオ農園をもち、世界でも希少なクリオロ種を生産しています。
プラリュのチョコレートは世界に名だたるパティスリーやレストランでつかわれています。例えば、パリのギ・サヴォワ、ピエール・エルメ、ラデュレ、ジャン=ポール・エヴァン、パトリック・ロジェなどが挙げられます。
さらに、プラリュの看板商品である赤いプラリネのブリオッシュであるプラリュリーヌ Praluline は、1955年に初代のオーギュスト氏によって考案されました。
バレンシア地方のアーモンド、ピエモンテ地方のバラ色のクラッシュヘーゼルナッツに自家製プラリネをからめたブリオッシュで、60年以上経った今でも人気のある商品です。ほかの店と比べるとプラリネの色も薄いピンク色をしています。
チョコレートもかなりの評判ですが、それ以上にピンクのブリオッシュのほうが人気になってきていて、チョコレートの存在感が薄くなっている間はあります。ただ、チョコレートもおいしいのでぜひお土産にいかがでしょうか。
プラリュリーヌ Praluline
プラリュリーヌとは赤いプラリネを練り込んだブリオッシュのことです。リヨンや周辺の町には赤いプラリネのブリオッシュがどのパン屋にも置かれているほどなのですが、ここのブリオッシュは別格の人気です。
週末になるとリヨン市内にある各店舗で、このブリオッシュを買い求める人で行列ができているほどです。それも観光客だけでなく、地元の住民も並んで買い求めるほどの人気です。
ここのブリオッシュは生地がふんわりとしてやわらかいのが特徴です。
ぜひ、このプラリュリーヌを試してほしいです。包装紙にくるんと包んでくれるので、お土産にもぴったりです。
店舗情報
ロアンヌにある本店はもとより、リヨンやパリ、ディジョンなど各地で店舗が展開されています。ここではリヨンにある店舗を紹介します。
Saint-Jean 旧市街店
住所 | 27 rue Saint-Jean 69005 Lyon |
営業時間 | 毎日: 10h00 ~ 19h00 |
交通 | メトロD線 Vieux-Lyon 駅から徒歩3分 |
Presqu’île プレスキル店
住所 | 32, rue de Brest 69002 Lyon |
営業時間 | 月曜〜金曜: 10h00 ~ 19h00 / 土曜: 10h00 ~ 19h30 |
交通 | メトロA線 Cordeliers 駅から徒歩3分 |
Croix Rousse クロワルッス店
住所 | 3 Grande rue de la Croix-Rousse 69004 Lyon |
営業時間 | 月曜:10h~13h, 14h~19h / 火曜〜木曜:9h30~12h30, 13h30~19h / 金土曜:9h30~19h / 日曜:9h30~13h |
交通 | メトロC線 Croix-Rousse 駅から徒歩3分 |