リヨンには多くのブションやレストランがあり、選ぶのに迷ってしまいますよね。リヨン中心部にあるランチにおすすめのブションの一覧を紹介します。
リヨンの地元の住民にも有名なブションです。この中から好みにあったブションを選んでくださいね。
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リヨンのブションとは?
リヨンのブションとはリヨンの伝統的な料理を提供するレストランのことです。
ブション料理の特徴は豚肉や内臓料理をつかっていること、量が多いことが挙げられます。流行の洗練した小さなポーションのフランス料理ではない、ダイナミックな伝統的な料理が楽しめます。
昔は家族経営の小さなレストランでしたが、今では高級なブションや現代風にアレンジされた料理を提供するブションや伝統を残したブションなどさまざまなスタイルがあります。
店内には隣りと密着しているようにテーブルが並べられ、赤と白のチェック柄のテーブルクロスがかけられていて、壁に掛けられた銅鍋や古いポスター、豚の置物というのが伝統的なブションの店内です。
伝統的なスタイルのブションはリヨン旧市街にたくさんありますので、自分の好みやお腹の好き具合にあわせて、好きなブションを選びましょう。
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美味しいブションの探し方
ブションが観光化されて本物のリヨン料理を提供していない店も増えてきたため、リヨン商工会議所は伝統的な本物のブション料理を提供しているブションに対してレ・ブッション・リヨネ Les Bouchons Lyonnais というラベルを与えることにしました。
特に、観光地である旧市街には、正直なところ美味しくない料理を提供するブションが少なくありません。ブションを選ぶ際の参考にしてください。
その認定されたレストランにはニャフロンという人形のキャラクターのパネルが掲げられています。また、サービスのエプロンにもニャフロンが描かれています。認定マークのついたブションは、どこも外れなくおいしくて本物のリヨンブション料理を提供してくれます。
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リヨン旧市街にあるおすすめブション
旅行中は観光スポットの多い旧市街でレストランで食事をすることもあります。旧市街にはたくさんのレストランやブションがあり、その中で特におすすめできるブション・レストランを紹介します。
Bouchon Les Lyonnais(レ・ブション・リヨネ)
地下鉄Vieux-Lyon(ヴィユーリヨン)駅から徒歩5分程度のボンバルド通り(rue de la Bombarde)とトラマサック通り(Rue Tramassac)の角にあるブション。外観が青色をしているので分かりやすいです。
美味しいと評判があり、いつもお客さんが耐えない人気のブションです。伝統的なブション料理が食べれ、量もかなりのボリュームなのでお腹を空かせて行くことをおすすめします。
ランチコースは24,70€〜で、他にも単品で選べます。週末はいつも満席の人気店ですので、必ず予約を入れていきましょう。
Le Laurencin(ル・ローランサン)
旧市街のメイン通りサン・ジャン通りの中程、バレーヌ広場(Place de la Baleine)の向かいにある認定マークつきのブションです。石造りの建物にボルドー色のドア枠が目印です。
こちらは安くて美味しいブション料理が食べれると人気のブションで、いつでもお客さんでいっぱいです。ランチとディナーのコース料理は15€と22€の2つで、ほかのブションやレストランと比べるとかなり安い値段です。
安いのですが、量も多く美味しくてブション料理の王道のような店です。
日曜日も含めて毎日11時30分から23時30分までノンストップで営業しています。安くて美味しいブション料理を楽しみたい、食事のタイミングを逃した方にもおすすめのブションです。
Daniel et Denise Saint-Jean(ダニエル・エ・デニーズ)
地下鉄Vieux-Lyon(ヴュー・リヨン)駅の裏手のトラマサック通り(Rue Tramassac)に構えるブションです。
認定マークのあるブションですが、リヨンの美食に貢献しているレストランである Les toques blanche lyonnais(レ・トック・ブランシュ・リヨネ)も与えられています。
ブションの中でも高級ブションにあたり、静かな落ち着いた雰囲気でブション料理を楽しみたいときに最適です。
ランチコースは21€からで、他にも単品で選べます。
Les Fines Gueules(レ・フィン・ギュエル)
旧市街のサン・ジャン通りを北にまっすぐ進むと、レヌリー通り(Rue Lainerie)につながり、さらに進んだところにあるブションです。赤いドア枠が目印で、内装も伝統的なブションです。
すべての料理を自家製(Fait maison フェメゾン)で作っており、料理の味や食材にも定評があります。
クネルや内臓料理を旧市街で食べたいときにはこのブションがおすすめです。
ランチコースは16€からで、他にも単品で選べます。
また、認定マークのないブションでもおいしい料理を食べれると評判のレストランも紹介します。
Les Adrets(レ・ザドレ)
美味しいレストランが並んでいる美食通りであるブッフ通り(Rue du Bœuf)にあるフランス料理レストランです。
シェフは日本でも働いていた経験があり、野菜の切りかたなど繊細な部分がみられ、日本人の口にも合う料理を提供してくれます。こちらは地元リヨン人に定評があり、いつも満席になってしまうほどです。
平日のランチとディナーのみの営業で週末は開いていません。ランチもディナーも必ず予約をしていくことが望ましいです。
ランチコースは18,50€と24,5€で、前菜・メイン(魚or肉料理)・デザート・ワイン(250cc)・コーヒーがすべてついています。
ブション料理ではありませんが、旧市街でおいしい料理が食べたい時やメニュー選びに苦労する方におすすめのレストランです。
金曜・土曜はどのレストランも満席になりますので、必ず予約を入れるようにしてください。予約は電話でもできますが、公式サイトからでも予約できるところもあります。
おいしいクネルが食べれるブション
リヨンの名物料理であるクネルはぜひ美味しいレストランで食べてほしいです。
クネルは作るのに手間がかかるため、一般的なレストランでは既成品のクネルを提供していることもよくあります。特に観光客だけを目当てにしているレストランやカフェなどは手作りしていないことがほとんどです。
クネルが美味しいと評判のブション・レストランを紹介します。
Café Comptoir Abel(カフェ・コントワール・アベル)
リヨンで手作りのクネルが食べれることで有名なブションです。毎日クネルを手作りしていて、熱々のブリンブリンに膨らんだクネルが提供されます。
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リヨンの郷土料理の食べれるブション
リヨンのブションの特徴は豚の内臓などの郷土料理がたっぷりのボリュームで提供されること。数多くのブションの中でもボリュームたっぷりなブションを紹介します。
カフェ・デ・フェデラシオン(Café des Fédérations)
ブション特有の雰囲気で食事に来たお客さんみんなで楽しむスタイルのブションです。前菜からチーズまでボリュームのある料理が並び、お腹いっぱいになるブションです。座席数が多いのにもかかわらず、いつも満席です。テロー広場近くの通りにあります。
オ・トワ・コション(Aux Trois Cochons)
ベルクール広場の東側にあるマロニエ通り(rue des Marronniers)にあるブションです。ボリュームたっぷりで安くて美味しいリヨン料理が食べれます。カジュアルな雰囲気なので楽しく食事ができます。
リヨンおすすめのビストロ
リヨンの郷土料理やフランス料理の食べれるビストロもお勧めがあります。
Bistrot de Lyon ビストロ・ド・リヨン
リヨンのソーヌ河よりにあるレストラン街であるメルシエ通りにある有名なビストロです。昼も夜もいつもたくさんのお客さんで溢れています。広い店内では、リヨンのブション料理や伝統的なフランス料理が食べれます。リヨン中心部で食事に迷ったらこのレストランをおすすめします。
リヨン中心部にあるランチにおすすめのブションの一覧を紹介します。では、リヨンでブションランチを楽しんでください!